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人間の重要な部位は、その多くはデリケートに出来ています。
実感できるのは、眼球、鼓膜、脇腹や脇の下、後は性器といったところでしょうな。
では、人間が日常で大いに頼っている『手』はどうでしょうか。?
手は元々、中々優れた感覚器官なのですよ。
眼を閉じたまま何かに触れても、その何かの形、柔らかさ、温度等感じられるでしょう?
何を当たり前な、といった顔ですが、これはとても凄い事なのですよ。
考えてみてください。人間の手以外には不可能でしょう?
古来では希少な香辛料の取引の際、沢山を舐めて品質を確かめるわけにもいかないので、指で触れた感覚で良し悪しを判断していたとか…。
さすがにこれは眉唾ですが(笑)
では、今回は手を使ったある感覚をご紹介しましょう。
まず、両手の指を軽く曲げ、指と指の間を開きます。
そしてそれぞれの指先が、逆側の指と指の間に着くように組み合わせます。
この時手のひらは合わせず、間に空間を作っておきます。
こうすると、祈るように組み合わせるよりも一体感があると思います。
そして両指から自分の脈を、間の空間から体熱を…生きてる者だけが持つ感覚を感じられるでしょう。
これは、非常に大事な感覚です。
生きている事を実感し、感謝しましょう。
え? これで終わりですよ?
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