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時計の針が、非国民を指差すかのように、昼の1時を過ぎようかと言う辺りをさしている。
反町゛時に優しく゛剛(以後「ガリベン」)は、意識を半分ベッドの中に残しながら、生まれたてのゾンビのように、布団から這い出た。
自称人気者の同級生が、昼休み中に中学生ならではのエロ漫談を披露してる頃、ガリベンはみのもんたのいやらしい目付きで講じるメタボ対策をヒアリングしながら目覚めるのだ。
「メタボメタボって…。オバハンらはこんなもん見る暇あったら体動かせよ」
昨日、うとうとしながら食べ残したパイの実を頬張りながら、太れない体質のガリベンはつぶやいた。
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