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で、トイレですよ。
乗り換えの待ち時間はおよそ1時間。
そこまで5時間のフライト。
当然禁煙…
…
…
煙草吸いたーい(´▽`*;)
だがどこで?
喫煙室は見当たらない…
そこで22歳、勇気を出してセキュリティガードに聞いてみた。
「この辺で煙草吸えるとこある?」
多分、その時の状況を一番如実に表す副詞は、
「おずおずと」
するとガード、
「あ?」
的な表情で見返す。
そのまま観察される。
ジロジロ…
ジロジロ…
ジロジロ…
3年にも感じられる(言い過ぎ)沈黙の後、ガードは静かに言いました。
「ちょっと来い」
(゚Д゚,,)
ど、ど、ど、ど、どこへ?
でも、とりあえず付いていくしかない…
で、向かった先が…
トイレ
ガビローン(>д<)
終わった…
人生終わった…
金髪美人とのニャンニャンを前に、男同士の開通式か…
いや、ぼっこぼこにされて空港の外に出されるのか……?
ちなみにパプアニューギニア、市街地のすぐ側にも原住民が住んでるらしく、槍で刺し殺された観光客もいるそうで…
んむ…尻を差し出すくらいなら槍のサビとなるか…
いや、尻で命が助かるなら…
そんなことを考えてると、個室に連れ込まれました…
しかももう一人ガードを呼びやがり、2対1…
絶体絶命ってこういうことなんだなぁって実感。
実に感じると書いて実感。
3人プレイなんて、そんな、マリオカートか人生ゲームだけでいいって…
まぁ、もちろん泣きそうでした…
半分泣いてました…
そして、ついにガードが口を開きました…
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