タクシー

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†ノンフィクション† 霊感の強い人っていますよね。 私は全くありません。 しかし、友人に霊感の強い人がいると、なにかと驚かされ、恐怖に駆られるものです。 秋田に住んでいた頃の話です… よく遊びに行ったり、飲んだりする友人(以後Aさん)がいました。 そのAさんと飲みに行った帰り道、プラプラと歩いていたのですが… そこは学校のグラウンドに面した通りで、桜並木になっていました。 と、突然Aさんが、 「今一人いたね。木の横。」 当然、私には見えません… ただ、それくらいは日常茶飯事だったので、 「お、おぅ、そか…」 とビビりながらも何気なさを装う術を身につけていました。 しかし、その約10分後、さらなる恐怖が… じっくり想像しながら読んでください。 交差点に差し掛かった時です。 左から一台のタクシーが。 そのタクシーは交差点を左折して行きました。 ただそれだけのこと。 私は何も気に留めなかったのですが… Aさんが… 「今のタクシーの乗客さ、顔が平面じゃなかった??」 んなわけない、と思いながらも鳥肌がぶぁーっと… 想像したら怖いでしょ?? その時はね、ホント怖くて、Aさん宅に泊めてもらいましたとさ。
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