小さい虎の軌跡

ワーナーズ王国歴史書

紀元前約100年、世界は歳を取らない王により支配されていた。（アムー専国）
人々は人外なる力を扱う兵達に逆らう事すら出来ずに奴隷の様に扱われていた。

紀元前3年（一説には5年とも）、突如として現れた弱冠16歳の少女と4人の仲間により、アムー専国の領土が徐々に解放されていった。少女の名はウェルフェア。

再歴1年、ウェルフェアを筆頭に100万の軍勢がアムー専国を襲撃。
100万の軍勢ながらも人外なる力に劣勢を強いられるが、ウェルフェアと4人の仲間によりアムー専国専王であるアムーを撃破（アムーの生死は不明）。これを“世界再生革命”と言う。

その後、新王国を建国したウェルフェアだが、わずか1年で王位を信頼できる者に譲り消息を絶った。

その後国は1000年の間に分裂し、現在ではワーナーズ王国とマイレン帝国を中心に数十ヶ国になってしまった。
だが、ウェルフェア魔法学園の様に建造物は現在まで数多く残っている。

ちなみに現在までウェルフェアの子孫は見つかっていない。