1、覚醒

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暑苦しい兄をひっつけたまま1階のリビングへと向かう。 ドア開けると中からは美味しそうな香りが漂ってきた… 「おはよう…ポタ-ジュ…♥」 「おはょ♪雷兄♪相変わらず美味そう♥」 「正解♪2人ともおはよう!もうすぐ出来るからもう少し待ってろ♪」 ひょっこりと金髪の厳つい男が顔を出した。 「…わかった♪」 食卓にはすでにナイフとフォ-クを手にした真夜が座っていた。 食べ物には弱い真夜である…(笑) キッチンで楽しそうにテキパキと料理しているのがこの早波家の大黒柱で長男の雷斗(ライト)24歳。カフェのウェイタ-&バ-テン。 目つきの悪いヤンキ-のようだが真面目な好青年で料理の腕は天下一品!!近所のおばちゃんにも評判がいい♥ ワイルドな顔立ちから年上によくモテる!
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