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さて、と。 腹も満たされ、料理も一つ残らず僕の腹に収まった。 話の続きをすることにしよう。 この国は、先ほども言ったが、失業者が大半である。 そんな社会のゴミ共でも、やはり人間であることに間違いない。 つまり、食事くらいは与えないと、腹を空かした馬鹿共は、食えないのは王様のせいだと、現(うつつ)を抜かす。 すると、標的は僕になり、糞ニート達は、暴動を起こす。 そんなことになったら、さすがに、この僕でもダルい。 というわけで、事を上手く運ぶ為に、僅かな食料を与えている。 一番安価なパンでも、奴らは喜び、そして僕を崇めるのさ。 「計画通り!!」 ってな具合に。  
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