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「誰に向かって、そんな口、聞いてるの?」 「い、いえ…やっぱり何でもないです!申し訳ございません!」 なぁんだ。 面白味が、ないじゃないか。 いや、でも僕に、あんな口を聞いたことに変わりない。 しかと、この耳で聞いちゃったもんね。 「…お前、後で僕の部屋に来るんだ」 「!!」 さて、どうしてやろうかな…。 まずは、他の衛兵たちを、呼び…、 「王様!お止め下さい、その子に手を出すのは!」 あぁ、次から次へと…なんだ。  
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