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なんで僕が、わざわざお前一人なんかの為に、面倒くさいことしなきゃならんのだ!
というか、こいつ無礼だな。
僕が誰だか分かって言ってるのか?
そう、僕は――
「うわっ!王様じゃん!」
この国の王様なのだ!
僕が通れば、人はひれ伏し、そして求める。
「やべ、逃げるぞ!」
「おう!」
いじめをしていた子達は、一目散に逃げて行った。
「あの…ありがとうございます、王様」
これだから餓鬼は、うぜぇんだよ!
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