序章

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      学校につくと、ぼくに名前を訊いたお姉さんが、ぼくを教室まで連れていってくれた。     教室には、たくさんの子がいた。     でもそのほとんどの子が、保育所から一緒だった。     それはぼくにとって幸せなことでもあり、不幸せなことでもあった。      
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