序章

1/21
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ

序章

「「最後にやり残したことはないか?」」 どこからか声が聞こえる。  最後ってなんだろう?  やり残したってどういうことだろう?  何だか心の中がモヤモヤする。 急に背中がヒヤッとした。  何なんだろ、この恐怖に似た圧迫感は…? 「「やり残したことは?」」 またどこからか声が聞こえた。  この声は俺に向けて言ってるのか?  意味が分からんのに何て返事したらいいんだ? あれこれ考えていると、いきなり辺りが明るくなった。 「っんだょ眩しい!」
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!