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そして、鞭の矛先を真っ先にヘイヂへ向けた。
この騒ぎの発端であるのだから当然の事ではあるのだが。
ゆらりと影が大きくなり。
「まずは貴様からだ…穀潰しが!!」
そして、長い鞭がセバスチャンの頭上からヘイヂへと真っすぐ落ちる。
【きゃうん!…な、なにしやがるんでい】
「なにしやがる…だと?貴様、この期に及んで白々しい!あの世で懺悔しやがれ!!」
【ま、まて!元はと言えばユーゼフがっ】
「僕が、なんだって?(ニッコリ)」
そこで、やりとりを見物していたユーゼフが今までに見たことない超笑を浮かべブワッと障気を放った。
その障気は周りにも分かるくらいにハッキリとどす黒い色を映していた。
「自分の責任を僕に押し付けようってのかい?悪い子だねぇ」
お仕置きが必要かなぁ?
そう言って障気の渦がヘイヂを取り囲む。
【な、動けねぇ…!】
ヘイヂはピタッと動けなくなってしまった。
まるでメデューサに睨まれた時のように。
そして動けなくなってしまったヘイヂはユーゼフとセバスチャンの手によってこの世から葬り去られたのであった。
……戦う!セバスチャン完
いや続きますよ(;`´)
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