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この人・・・・・
『あれ』と一ヶ月も暮らしていて、何も無い訳?
私はマジマジと『あの家』の所有者を見る・・・・
探偵とか言っていた割には、ユニクロのジーンズやシャツが似合う青年?
歳は20代後半・・・・・
なかなか顔立ちがいいわ・・・・・
パチンコの帰りのようね・・・・
景品とおぼしきお菓子が入っている袋にパチンコ屋さんの名前が入ってるわ・・・・・
結構いい男だけど、なぜ『あれ』は手を出さないの?
疑問が広がる・・・・・
『あれ』は確かに『あの家』に住んでいる。
禍々しい負のオーラが『あの家』からほとばしっている・・・・
『あれ』の存在を知らないようだし、操られている感も無い・・・・・
どっちにしても、『あれ』を葬る為に『あの家』に入らなければならない・・・・・
私は思いきってお願いしてみる事にした。
神崎「ねぇ・・・・貴方の家に上げて貰えないかしら?」
私の突拍子の無いお願いにポカンとする男・・・・
やはり、少し警戒されるかしら・・・・・
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