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不動産屋に来た俺・・・・・
『佐藤不動産』?小さい不動産屋だな・・・・・
まぁいいさ。
ナイスな物件があれば、何の事はなかろう。
俺は不動産屋の扉を開けた。
北嶋「たのもう!!」
奥の机に座っている
バーコード頭のオッサンが『ビクッ!!』とかして俺を見た。
面倒臭がりの俺はオッサンの『ビクッ!!』などスルーして、用件を言う。
北嶋「事務所を開きたい!!鬼のように安くて、築5年位で、駅から徒歩5分の物件をくれ。」
バーコード頭のオッサンは
のそのそと俺に近づき
俺のナイスな顔をマジマジと見る・・・・・
俺の人となりを判断しようと言うのだろう・・・・
いいだろう!!
よく見るといい!!
バーコード頭の加齢臭のお前の青春を俺の姿で甦らせればいいさ。
佐藤「お客様・・・ご予算はいかほどですか?」
バーコード頭の加齢臭のメタボなオッサンが金の事を聞いてきた。
ふん・・・・聞いて驚くなよ!!
俺の予算は・・・・・!!
俺の金額呈示を聞いたオッサンは
佐藤「賃貸ですか?」
と聞いてきた!!
賃貸でもいいが、少しカチンと来た俺は咄嗟に
北嶋「いや、持ち家です。」
と、ついつい言ったのだ。
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