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祭壇の
何も無い空間から
腕が一歩伸びて来た!!
石橋「出やがったな・・・・!!」
鬼斬丸を中段に構え、迎え討つ用意をした。
腕から頭・・・
頭から身体・・・
身体から脚と露わになる・・・・!!
石橋「向かって来やがれよ・・・後の先を取ってやるぜ・・・」
後の先・・・いわゆるカウンターだ。
襲い掛かって来た所を
斬る!!
私はその時を待った・・・・
顔を伏せていた目無しがいきなり顔を上げた!!
───ウワァァァアアァアアアア!!!
目玉があった場所が空洞になっている!!
殴られたのか、身体中に痣や傷・・・
そのほとんどがドス黒く変色している!!
目無しは腕を伸ばし、襲い掛かって来た!!
石橋「な!!」
私は驚愕した!!
ノーモーションでそのまま移動してきた目無し・・・
まばたき一つしている間に、私の斜め前方に既に来ていたからだ!!
石橋「マジかよっ!!」
後の先どころじゃなくなった私は、鬼斬丸を振り降ろした!!
しかし
私の刀は虚しく空を斬った!!
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