出逢いと別れ～愛を求め続けた砂菜の人生～

高校生活

高校生にもなると周りは恋愛話に花を咲かせ、彼氏が出来る友達もいた。

私は人の恋愛話は好きだけど自分は彼氏が欲しいとは思わなかった。
多分自分に自信がないからだと思う。
今まで異性からチヤホヤされた事もないし…
こんな外見の私を好きになる訳がないと思っていた。
彼氏なんてずっとできないと諦めていた。

勉強や運動もできない私は部活が楽しみで学校に行っていた。
部活は演劇と調理の二つを掛け持ちしていました。
演劇は週三回の活動で、調理は月二回の活動だったからスケジュール的にも負担がなかった。

私は昔から料理が好きだったので調理部に入ってメニューを考えるのが楽しかった。