壊れたモノ

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「生きているってなんなんだろ…。学校行って、勉強を頑張って、いい成績とって…。そんなでいいのかな…。」 と、いつものように数学の授業中にイマジネーションを高めていた だが、突如として俺は現実世界へと引き戻された。 「フムフム。工藤く~ん、君はそんなにこの問題が解きたいようだね。ささっ、どうぞ遠慮せずに前でてきたまえ」 ヌカッていた。いつもと変わらない繰り返される日常風景。 皆も俺に期待している。ここまでの成績8勝5敗11引き分けまだまだ勝ち越している。 だがしかし、今日の俺は問題すら聞いていない… 授業時間もたっぷり20分以上ある だが、負けたと決まったわけじゃない。 休み時間 「いやはや、惜しかった惜しかった。まさか、足し算ミスるとわな。」 それはフォローになっているのか? 「まあ、自業自得でしょう」 やっぱりダメだった 自信満々で席に戻ったまではよかったんだけど、案の定くだらないミスをしていて負けた 「二人ともキツイっす。もっと敗者にやさしくしてください」
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