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「うぃーっす。相変わらず騒がしい奴等だな…3人トリオ」
振り返ると、涼しい顔をした長身眼鏡の男子が立っていた。
「あっ!タカだ♪おはよー」
茜が無邪気に彼に駆け寄る。
その瞬間涼しげだった彼の表情が、少し照れたように嬉しそうにほころんだ。
「はよ。それより茜、お前本気でおとなしくしろよ。そんなんだと、いつまでたっても彼氏できないぞ。」
「うっさい!タカのアホ。自分だっていないじゃないさー彼女!」
ムキになって反抗する茜。
それを見て彼は嬉しそうに笑った。
「俺はあえて作らないんだよ。できないお前とは違うからな」
「む~か~つ~く~!!!タカなんて嫌いだーあっち行けぇ!!」
そう言うと茜は何故か自分がプリプリしながらどこかに行ってしまった。
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