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「まあ…いつものことだけどね、あんたと茜の場合。それにしてもねぇ…高須賀。どうしてあんたってばいつもはクールで涼しげなバスケ部レギュラーでもてるくせに、茜の前だと単なるガキになるのかなぁ?」
「うぅ…分からん。俺も好きでこうなってるわけじゃないし…なぁ夕海ー。俺どうしたらいいんだろ?」
高須賀は今にも泣きそうな顔で私を見上げる。
「うーん。。好きな子をいじめて気を引きたくなるのは分かるんだけど、ガキじゃないんだからさ。
意地悪ばっかりしないでたまには真面目に勉強の話とかテレビのこととか普通の話題を振ってみたら?
そしたら茜をからかわずに普通に話せるようになると思うんだけど。
(こっれてアドバイスじゃなくて至って普通のことじゃない?…とは言えないけど。。。)」
「そうかなーよしっ!頑張ってみるわ☆ありがとな、夕海!」
「いーえ。いつもの事でしょ!がんばってね、高須賀。」
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