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第十一夜話 火葬
おじいちゃんが昔な、子供だった頃、家の近くに火葬場があってな、友達と良く遊びに行っていたんだよ。その火葬場は裏から棺を焼いている様子が見える窓があったんだな。
おじいちゃんは友達と面白半分で棺が焼かれているのを見に行ったんだ。
したらさ、びっくりしたわ!
中で人間がもがき苦しんでいるんだわ!
はっきりと見たわ!
窓に手がついたわ!
もう、おじいちゃんは怖くて怖くてな。
まだ生きてたんだな。
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