第二十六夜話 真夏の夜の夢

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すると…。 ないんです。 昨日の立派な家が跡形もなく消えていました。 場所は間違いありません。 そこは売り地になっていました。 弟が口を開きました。 「ここの土地、なんだか知らないけど何十年も売れてないらしいよ…。」 私は何となく背筋に冷たいものを感じました。 一体、何だったのだろう…。
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