第二十七夜話 アイドル

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第二十七夜話 アイドル

昔さあ、朝方の4時44分にある番号に電話すると〇〇と話が出来るって言うのがあったの覚えてるか? 〇〇って、あの〇〇か…? そうだよ。あの〇〇だよ。 怖いだろ、それ! 怖いよ…。実は半信半疑で昔、俺の友達がその時間にかけたことがあるんだよ…。 …そしたら? …かかったって…。 嘘だろ?…。 嘘じゃないって! まず、あの売れた有名な曲が流れるらしんだ…。 …で、しばらくして叫び声が…。 飛び降りだったからな…。 …昔の話だけどな…。 番号覚えてるか? もう、忘れたよ。…何だよ…知ってたらかける気かよ。 かけるわけないだろ! 怖いだろ! だよな。でも〇〇ミュージックの人間なら知ってるかもな。 ※このアイドルが飛び降り自殺をした日、私は、ある純喫茶でアルバイトをしていたのですが、夜中1時をまわり店を閉め電気を消した瞬間彼女の歌が有線から流れだし腰を抜かすほどびっくりした覚えがあります。 次の話はその純喫茶で私の身に起こった怖い本当の話です。
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