第一章 幼なじみ

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でも、その頃はこの仲が悪くなるなんて思ってもみなかった。 わたしが全部悪かったんだ。 中2の夏。 いつものように家で遊んでいたときのこと。 わたしは圭に告白されてキスをされた。 でもわたしは、ビックリして圭を突き飛ばした。 本当はわたしも圭が好きだった。 でも、圭は『ごめん』と一言だけ言ってその場を去った。 それからだ。 目も合わせてくれなくなり、態度も冷たくなったのは。
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