第四章 復讐

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「じゃぁ、東条に聞いてくる」 「待って!」 私は圭の腕を掴んで引き止めた。 「私が聞いてくる……」 「はぁ!?友里、昨日あんな目にあったばっかなんだぞ!?」 「大丈夫…何だったら私の服に盗聴器付けておいて」 圭は私の胸ポケットに盗聴器を付けた。 「俺は、ここで聞いてるから。もし、東条が変な真似したら俺はアイツの息の根を止める!」 「分かった。大事に思ってくれてありがとう………」 私は図書室のドアを開けた。
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