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「東条くん………?」
東条くんは本の整理をしていた。
「また来たんだ。」
「来るに決まってんじゃん………昨日、あんなことされて怖がってるほど私は弱くない」
東条くんは本の整理をしながら話し始めた。
「あんたみたいな強い女初めてだよ。」
「私は東条くんの感想なんか聞いてない!誰があなたに命令したの!?私にはあなたがあんなことするなんて思えない。それに頼まれたって言ってたよね?」
「ああ、確かに言ったよ……でも言えない。俺はあの人が大切なんだ」
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