第四章 復讐

4/10
前へ
/93ページ
次へ
「東条くん………?」 東条くんは本の整理をしていた。 「また来たんだ。」 「来るに決まってんじゃん………昨日、あんなことされて怖がってるほど私は弱くない」 東条くんは本の整理をしながら話し始めた。 「あんたみたいな強い女初めてだよ。」 「私は東条くんの感想なんか聞いてない!誰があなたに命令したの!?私にはあなたがあんなことするなんて思えない。それに頼まれたって言ってたよね?」 「ああ、確かに言ったよ……でも言えない。俺はあの人が大切なんだ」
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

654人が本棚に入れています
本棚に追加