初めて

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初めて

ある日、初めてジュンに触った。 噛むこともなく、しっぽを振ってなめてきた。 おれは気づいてなかった…もう少しで別れが来るなんて。 おれとジュンは仲良くなった。 散歩にだって連れていけるようになった。 「ほら、このボール取って来いよ!」 そう言ってボールを投げた 「ワン!」 返事をするように、ジュンはボールを追いかけた。 いつの間にか、ジュンが好きになってた。
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