1//:暴力

2/2
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
小学校四年から五年に上がった時、担任が男の先生に変わった。 特にどうとゆうわけでもなく、普通に過ごしていたはずだった。 小学校には宿題というものがある。 サボれば 居残り。 ただ それだけだったはずなのに・・・                 ある日の放課後 先生に呼ばれた。 宿題をサボった、ということでの説教。 宿題なんて別にどうでも良かった。 でも話だけは大人しく聞いていた。 すると、私の体に痛みが走った           暴力・・・だった。 机に頭を叩きつけられた。 半端なかった。 小学生の私に、抵抗という考えはまだなかった。 ただ殴られるまま・・・ 暴力は一回だけじゃなかった それ以降も続いた。 それでも学校へ通い続けた。 理由は・・・自分でも分からない。       この時の事‥ 今でもまだ はっきりと覚えている 私が男嫌いになった理由のひとつだった。               それから何も変わることなく、暴力は続き、そのまま卒業を迎えた。 最後まで休む事はなかった。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!