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さっき不安がってたのに、絶対アイツは誤解してまた不安になってしまう。と思った。
その頃の私は、浅月にあって相談のため浅月の家に来ていた。
「どうした?暗い顔をして・・・。」
〔昼頃話したこと覚えてる?〕
「あぁ。アイツがモテるところだろ。」
〔それで、会って聞いてきたんだ。〕
「ほぅ。それで?」
〔自分でモテるかどうかはわからないって言っていた。〕
「そうか。」
〔それで、私のことしか見えないとか言っていた。〕
「いうな。・・・あいつ。」
〔でもそのあと、将吾の学校の女の人に会ってさ。〕
「やっぱりあいつはモテるのか。」
〔うん。その子とすごく楽しそうに話をしていた。私以外下の名前で呼んだことなかったのにその子のことも・・・。〕
「・・・。」
〔それでさ、中に入れなくて帰って来た。〕
「そういうことだったのか。」
〔うん。私より話しが合うし。綺麗だったし声も出るしさ・・・。私なんかより将吾には・・・。〕
「お前はカワイイよ。声が出なくても、オレは気にしない。もしまた何かあったらオレのところにこいよ。」
〔ありがとう。浅月。〕
そのあと私は、浅月に送られて家へ行くことになった。
ちょうどその時に将吾に会った。
「悠香・・・やっと見つけた・・・。」
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