出逢い
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「あっ!すっげぇ!あの子超かわいい!」 そのとき、菊が興奮した様子で俺の腕を引っ張った。 「…なんだよ?」 「あの子!超可愛い!1-Aの教室入って行ったぜ!」 菊はそれだけ言うと、俺の腕を掴んだまま屋上を飛び出し階段を降り始めた。 「ちょっ…菊。あぶねぇって。」 俺の言葉なんて聴く耳持たず。 菊はその可愛い子がいると言う1-Aの教室まで全力疾走だ。
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