280人が本棚に入れています
本棚に追加
5分後。
ガラガラガラ……。
扉の開く音にそちらに視線を向ける。
昨日写真で見た女の子、夢にまで出てきた女の子がそこにいた。
白を基調とした清潔感溢れるセーラー服、甘そうな栗色の髪はツインテール、ミニスカートからは美しい輝きを放つ白く綺麗な足が見えていた。
ヤベぇ……見とれちまった。
「おい。」
は?
「聞こえないのか!?
お前だよ。そこの美人のアンタ!私は水面瑞希。アンタは?」
俺は一瞬固まった。
この少女……何者?
「……美波、渚。」
「フン、とりあえず仲良くしてやるからありがたく思え。
ちなみに私のクラスはどこ?」
このクソガキ………
少し可愛いからって…
なんて思えない。
何より可愛すぎる。
ツンデレ?知るか。
「水面さんは俺と同じクラス。」
最初のコメントを投稿しよう!