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まずは《悠》との出会い
悠とは、体育で一緒になり俺から声をかけた
『なぁ!
お前カッコええな!』
「……そうか?」
冷たい視線で答える悠
周りにこんなクールな奴はいなかったので
少し戸惑った
『クールやな!笑
俺もクールキャラなろかな!笑』
「別にクールちゃうしな
お前は…無理やろ!笑」
『無理とか勝手に決めんなや!笑
余裕やしな!笑
ってかお前名前何て言うん?』
「悠(ゆう)っていうねん
お前は?」
『何?それネタ?笑
大阪人ならもっと
おもろい事言わな!笑
俺マコトって言うねん
まだこの高校きて
連れおらんから
悠を俺の初めての連れにしたるわ!笑
嬉しいやろ?笑』
「何勝手に決めとんねん!笑
なら、しゃーなしで連れなったるわ。笑」
この高校に入って初めての友達
それが《悠》だった
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