友達

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《竜二》との出会い 悠はこの高校に入り バンドを組んでいた 「マコト 今日俺のバンド、初ライブするから見にこいや」 と誘われ 悠のバンドがライブをする梅田に向かった 梅田はあれ以来訪れていなかった 『…久々にきたな』 と改札を出て梅田の町を眺めていた しばらくしてライブハウスに向かった ドアを開けると もう悠達のバンドのライブが始まっていた 悠達のバンドは ビジュアル系だった 『ビジュアル系かよ!笑』 皆ロリータとかそーいう服装の奴が多くて ギャル男の服装の俺は確実に浮いていた 後ろの方で悠達の演奏を見ていた ライブが終わり 外で悠を待った 『おつかれ!』 「おつかれ! どないやった?笑」 『ビジュアル系とは思わんかったわ!笑』 「やっぱり?笑」 悠と話していると 一人のバンドのメンバーが話してきた 髪は赤色 耳には一杯のピアス 指輪も沢山つけて いかにも! って感じの奴だった これが竜二 「悠の連れ??」 「おう ヤンキーのマコト君やわ。笑」 「マジで!? ヤンキーとか恐いわ!笑 いじめんといてや!笑」 『ヤンキーちゃうしな。笑 虐めるとかないから!笑』 話して見ると 意外に馴染めそうな奴だった ビジュアル系は興味はなかったが 俺もアクセが好きだったので アクセの話で盛り上がっていた 「これからなかよーしてな!」 『おう!なかよーしたるわ!笑』 これが竜二との出会い
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