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外へ出たら昨日と変わらない可愛い芽生が居た。
髪の毛がペタッと寝ていて、風になびかせている。
「お待たせ!行こっかあ」
「ほんまに待ったわ!準備に何時間かかんねん!」
そんな他愛もない会話をしながら、約10分の道のりを歩いた。
そんな会話が楽しくて、あたしはずっと落ち着かなかった。
芽生はきっと何ともなかったのだろう。
大きな欠伸をしながら笑っていた。
…と何だかんだと思っていたら学校に着いた。
教室に行ったらいつものように美紀があたしの席に座っていた。
「あ、瑠衣!…と芽生、おはよ」
「おはよ!…なんか元気ないなあ。どうしたん?」
そんなことを聞いたあたし。
今思えばあたしはなんてバカだったんだろう
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