64人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
第4章:目覚め~物語の続き…~
眠りについてからずっと変化のなかったヒカルの手が僅かに動いた事に一番に気付いたミナミがビックリして、
ミナミ『おば様!!ヒカルの手が!!手が動いてます!!』
母『えっ!?ヒカル!?ヒカル!?せっ先生を呼んでくるわ!ミナミちゃんヒカルを宜しくお願いね!!』
ミナミ『あっ!はい!!ヒカル!?ヒカル!?聞こえる??目を開けてヒカル!!』
ヒカル(ミナミ??僕は…俺は戻って来たのか??)
ミナミや母親がアタフタしてる中、ヒカルはゆっくりと目を開けた。眩しい光とミナミの涙ぐんだ顔がヒカルの目に写っていた。
ヒカル『…ミナミ…何がそんなに悲しいんだよ。泣くなよ…』
ミナミ『ヒカル…良かった…本当に良かった!このまま目を覚ましてくれなかったら私…私どうしようかって…』
ヒカルはゆっくり手を伸ばしミナミの頭を撫でた。ミナミは更に涙を零していた。そこへ医者の先生を連れて母親が戻って来た。
母『ヒカル!?良かった…ヒカル!!』
ヒカル『母さん…ごめん…心配掛けたね』
目覚めたヒカルを抱き締める母にヒカルは心から反省して謝った。
最初のコメントを投稿しよう!