- 春は出会いの季節 -

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[ダイニングバー] 加奈子「お!!来た、来た」 美優紀「お待たせ!」 加奈子「遅いよ」 美優紀「ごめん、ごめん。用意に時間かかって。で?今日は何??」 加奈子「あ-美優紀に会わせたい人が居てね-」 そう言って満面の笑みで首を横にした加奈子。 今日は楽しい事があると加奈子から朝メールが来て、少し期待をしていた。 美優紀「で?会わせたい人って??」 加奈子「まぁまぁそう焦んなさんなって」 久々の再会に二人は近況報告をしあった。 話をする内に時間は30分近く過ぎていた。 美優紀「てか遅くない??いつ来るの?」 加奈子「そろそろ来る頃…あ!!来た、来た!」 時計をチラッと確認し会話の最後を聞く前に会わせたい人が来た。 大きく手を振りこっち、こっちといわんばかりに加奈子が合図をする。 あたしも振り返りその人の方を見た時、目を疑った。 加奈子「遅いよ-」 龍二「ごめん、仕事長引いて」 美優紀「…………」 龍二「‥久しぶりだな」
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