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そう言って短髪の髪を少しかいた。
美優紀「……うん」
互いに少しの戸惑いを見せ、会話は途切れ途切れ。
あたしをチラチラ気にしながら加奈子と会話をする。
そんな会話をあたしも笑みで聞く。
加奈子「あ!!!」
美優紀「!!?な、何?!」
加奈子「トイレ- ̄😏 ̄」
不適な笑みをあたしに見せ、席を立った加奈子。
あたしとその人の間に微妙な空気が流れる。
龍二「…………」
美優紀「………りゅ、龍二さん元気だった??」
微妙な空気が悪くなる前に話かけてみる。
その問いに「あぁ。」と不器用な返事をする。
変わってないな-。あの時から。相変わらず無口と言うかクールというか。
鼻の下にあるヒゲもあの時と変わってない。
緊張すると、
煙草を吸うのが速くなるのも。
何一つあの時と変わってない。
丁度一年前の今頃だったのかな?
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