優等生と俺様⁉

16/21
前へ
/43ページ
次へ
「なんだてめ」 俺が口を挟む暇もなく、紫嵐がそいつに話し出す。 「吉良(キラ)何しにきた」 「何ってぇ!僕らの仲だし、会いに来たっていーじゃん!」 この吉良だかの言葉に一瞬教室がざわついたがそれも一瞬で。 達が納得したように俺に耳打ちする。 「あいつ、川上の元彼さんだよ。有名な話だろ?」 「あ…?そう、なのか?」 俺の頭はパニくる。 意味、わかんねぇ…んだよ…それ。 心臓がいてぇ…。 「だから何だ」 「何って。キスしてくれたら教えます!」 「なっ…!ざっけんな!!!」 あっ! 俺は無意識に叫んでしまった。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加