優等生と俺様⁉

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「なぁ~。宿題やって来た?」 「んぁ?何だ、冬矢(トウヤ)宿題忘れたのか?」 「おー…てゆか俺がんなもんするわけねーじゃん?」 「俺も~!」 「ちっ。使えね。お前」 はぁ…。 面倒だな。授業。ふけるかな! 「なぁ!だりぃし、屋上行かん?」 「おいおい!来た早々サボる気満々かよ~冬矢くんは」 だって、あのおっさん、宿題わっけたらうっせーし、居残りすんの嫌だしな。 「行かねーなら俺一人で行くし~」 歩きだした俺の後を親友である、加瀬 達(カセ タツ)が付いてくる。 「何だてめ。くんのかよ?」 「当たり前じゃん~!あのおっさんうぜーし」 だよなってゲラゲラ笑って、教室を出た。
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