優等生と俺様⁉

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「げっ!!川上 紫嵐!」 ただいま、俺様の中で会いたくない野郎ナンバーワンが、教室の、しかも俺様の席に堂々と座ってやがる。 「終わったのか?」 俺の方を見つめ、問いかける。 ドキン! 初めてまじまじと見た顔は、綺麗だった…って! キモい!俺キモい! 何だよ男相手に綺麗ってよ!俺はあいつが嫌いなんだよ! 「俺の席で何やってんだよ」 俺はズカズカと席に向かい、掛けてある鞄を取り出口に向かおうと、きびすを返す。
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