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魔法の授業を行うため、指定された場所に歩いていく。
その場所は、先ほどのように閉じた空間だと損傷してしまう可能性があるために野外。
学園の敷地はとてつもなく広いため、場所は――。
「広ぉぉぉぉーー!!?」
「脩平、うるさいわよ?」
到着した瞬間、脩平がその広さに驚きと呆れの声を上げる。
他のみんなも同じ様に驚いていると、魔法の担当の先生がその場にやってきた。
「ハイハイ落ち着けお前らっ!今から魔法の授業を開始すっから!」
黒で統一されたローブを羽織った先生。
指を鳴らすとそこに火の玉が現れ、自然と全員の視線を集中させた。
「では今日は、みんなに魔法を少しでも使えるようになってもらうからな!
基本的な魔法の放ち方は……んじゃお前!答えて!」
「ん?私ですか?」
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