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仕方なく了承した槌谷だが、流石に全部ではないが二人分もは無理だ。
なので、自分の冊子を取り出して二人に差し出し、写させることにした。
「これくらいはやって下さいね」
「オッケーオッケー!任しとけー!」
すぐさま冊子を手に取り、亜紀と共に赤崎の部屋にあるテーブルを引っ張り出す。
元から散らかっていたテーブルから物が散らばり、部屋の主である赤崎は唖然。
脩平と亜紀は気にもせず、さっさと写し始めてしまった。
「あんの二人……俺の部屋散らかしやがって……」
「まぁまぁ、元々汚いんですからいいじゃないですか」
「効率的な並びと言ってくれ」
一回脩平と亜紀を見てから、赤崎は諦めるようにため息を吐く。
そして、槌谷にやってもらってもまだまだ残る課題に取り組み始めた――。
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