過去3‐変化‐

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仕方なく了承した槌谷だが、流石に全部ではないが二人分もは無理だ。 なので、自分の冊子を取り出して二人に差し出し、写させることにした。 「これくらいはやって下さいね」 「オッケーオッケー!任しとけー!」 すぐさま冊子を手に取り、亜紀と共に赤崎の部屋にあるテーブルを引っ張り出す。 元から散らかっていたテーブルから物が散らばり、部屋の主である赤崎は唖然。 脩平と亜紀は気にもせず、さっさと写し始めてしまった。 「あんの二人……俺の部屋散らかしやがって……」 「まぁまぁ、元々汚いんですからいいじゃないですか」 「効率的な並びと言ってくれ」 一回脩平と亜紀を見てから、赤崎は諦めるようにため息を吐く。 そして、槌谷にやってもらってもまだまだ残る課題に取り組み始めた――。
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