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ストレッチを終えた脩平は、肩慣らしとばかりに魔力を練り出す。
そして両の指を合わせると、その接する部分に魔力を集中させる。
それを引いていくと、そこから雷が音を立て顕現した。
「結構やってなかったから鈍ってんなぁ」
「鈍っててそんな簡単に魔法出せねぇだろ?」
顕現させた雷を、いつの間にか用意していた土の像に試し撃ちしながら言う脩平。
呆れながらも赤崎は闇鵺を取りだし、左右に何回か振る。
亜紀も魔法の練習を始め出すと、槌谷一人だけが残ってしまった。
「私の無について調べるんじゃなかったんですか……?」
「次はこの属性ェ!!」
「聞いてないし……」
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