ザイニン.

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    政宗が凝視する中、ゆっくりと幸村は自らの口元を通信機へと近づけた。 うっすらと殺意に満ちた笑みは輝いている。   「俺らをくれぐれも、なめぬようお気を付けを」       ぶつん。   聞いたものはその声色にどんな恐怖を想像したのであろうか。   (この次は貴様らよ、人の名から引きずり落としてくれるわ。)        
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