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カルマ
「よぅ、俺様はカルマ。
かつて五百年前に名を轟かせた伝説の戦士だ!
だが調子にのって天界の奴等に喧嘩を仕掛けたら五百年も封印されちまった。
そしてそんな中、何でもこの世界にまた魔王が復活したとかで大騒ぎになったんだ。
そんな時、「葉月」とか言う小娘が俺様の封印を解いてくれたんだ。
何でも別世界から「異界の勇者」に選ばれてこの世界に喚ばれたらしい。
だが、コイツは戦いがてんで駄目で伝説の戦士である俺様に魔王を倒させようとして俺様の封印を解いてくれた訳よ。
はっきり言って俺様にはどうでもいい事だが…。
まぁ、あの忌まわしい封印を解いてくれた訳だし協力してやった訳よ。
これからは親しみを込めて『ザ・グレート・ミラクル・ボンバイエ・スーパー・スペリオル・カルマ大王様』とでも呼んでくれや!」
葉月
「その呼び名のどこに親しみがあるんですか!
それに長すぎですよ!」
カルマ
「ん…、そうか?」
葉月
「カルマさん!バカな事言ってないで宿屋を出ますよ!!」
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