はじめに

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聖闇戦争… それは今から遥か昔に人間界が超高度科学によって成り立った高度文明時代絶頂期にある大国が産み出した究極の人工生命体が引き起こした戦争の事である。 人々は超高度科学技術のおかげで何不自由のない豊かな生活を送っていた…しかし,その反面超高度科学技術を巡り国同士の争いが絶えなかった。 ある大国が,各分野のエキスパートを呼び寄せ,究極の人工生命体を産み出す計画を立てる。 「イクス計画」と名付けられ計画は進められた。 人工生命体の生産工程は2段階に分かれていた。 第1段階は生物同士の配合による結果を元に究極人工生命体の素体の基礎となる。 第2段階は当初究極人工生命体は一体の予定だったが一体だけでは“バランス”がとれず,科学者達が対策として“急遽2体”に分け,計画にはなかった第3段階を追加した。 別の生命体を産み出すという神のみが行う行為を“人間達がした”事に怒った神々は分けた人工生命体の一体に負の力を与えた… 力を与えられた人工生命体は力をコントロール出来ずに暴走し,地上界の半分を破壊する。 神々は暴走した人工生命体を「サガ」と名付け,その行動を高見の見物をして楽しんでいた…がサガが日に日に力を増すのを危険視し,サガを倒す事を決意する… 神々はサガの暴走時に重傷を負ったもう一体の人工生命体に聖の力を与え「ヴァイス」と名付け,サガとの戦いに送り込んだ。 こうして聖闇戦争は始まった。 …戦争が始まり,“神々は,重傷のヴァイスが回復するまでの間”にと一体の龍を戦場に送り込んだ。 その名をヴァラカンテという…
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