72人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
私はあの日サボったことを猛烈に悔やんだ。
あの時ちょっと我慢して学校に通ってれば……
ここまでひどくならなかったのに。
お母さんに相談しようかな……
そう思ったすぐ後に、お母さんの言葉が頭に響いてきた。
“いじめくらいで休むなんて許さないから”
お母さんにも頼めない……
先生も信用できない。
人が、怖い。
こんな醜い世界に私は何のために生まれたの?
愛されたい。
誰かに必要とされたい。
私にはそんなこと思う権利は
ないの?
最初のコメントを投稿しよう!