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「バイト希望なんですけど…」
「!!ちょうどよかった!!人手が足りなくて困ってたんだよ」
「―――!!!」
やった!!
これで真樹たちからの暴力は減るかも……!!
そう思った。
ゆいが安心したのは、実はそれだけじゃなかった。
意外にもバイトなのに面接などをしなくてすんだことだった。
もし、面接があったら間違いなく私は落ちていただろう。
――――もう目を見て話せないから。
笑顔がひきつるから。
―――心が
開けないから。
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