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私は、ただ目の前の光景と昨日の出来事を理解しようとするのでいっぱいいっぱいだった…。
むしろそれすら理解できるわけがない。
気付けば混乱している私の前に黒猫がいる。
目が合ってしまい、何故か恐怖が込み上げてきた。
私は恐怖で、ほんの一瞬だけ目をそらしただけなのに、黒猫は消えていた。
更に混乱する私にまた追い撃ちをかけるようにあの声がした。
゙ワスレナイデッテイッタノニ゙
私は何がなんだかわからなくなり、ただ瑠依に今日は行けないとだけ伝え携帯の電源ボタンを押した…。
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