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ジュンの部屋
翠「チビ苺~いないですか?」
……
翠「ヒョヒョ今のうちにあのチビ苺の苺大福をみつけるですぅ。ちょうどチビ人間は出かけてるです。さぁてどこからさがそうかですぅ」
雛苺のポシェット
翠「さすがに同じ場所には入れないですか…」
ガチャ(ドアが開く音)
翠「きゃー、す、翠星石は何もやってないですぅ!」
蒼「何慌ててるの」
翠「そ、蒼星石でしたか」
首襟をつかんで
翠「脅かさないで下さいですぅ!」
首をブンブン振る
蒼「す、翠星石落ち着いて、目が回る💦」
翠「ビックリしたです。」
蒼「翠星石は何やってたの?」
翠「え、あ、えぇとその…」
蒼「また雛苺関係?」
翠「べ、別にチビ苺の大事にとってる苺大福を取ろうとなんかしてないです!」
………
翠(し、しまったですぅ…)
蒼「また!?しょうがないな…人のものは盗んじゃダメだよ。」
翠「え、いやその…」
ガチャ(ドアが開く音)
真「あら、二人ともいたの?」
蒼「あぁお邪魔してるよ。」
翠(なんでこんなタイミングに…😱)
真「せっかくだから、紅茶でも飲んでく?」
翠「そ、それはありがたいですぅ」
真「?」
翠「しゃ、しゃーねーから今日は翠星石が煎れてくるですぅ。」
真「何かあったの?」
蒼「さぁ…」
一階キッチン
翠「まさか二人とも来るとは予測外ですぅ。」
紅茶を煎れながら
翠「でもおかしいですぅ、確かにチビ苺はチビ人間の部屋に持ってったですぅ。こうなったら…」
ジュンの部屋
真「遅かったわね」
翠「ち、ちょっと紅茶を探してたですぅ!」
真「あら、紅茶はテーブルの上にあったはずよ?」
ギクッ
翠「そ、それは気がつかなかったですぅ。」
真「そう」
真紅が紅茶を飲む
真「…!!」
翠「?」
真「翠星石!お砂糖を入れた?」
翠「翠星石好みに入れたですぅ!」
真「これ、甘すぎよ。砂糖どれくらい入れたの?」
翠「蓮華一杯分ですぅ」
真「!?」
真紅キッチンへ
蒼「あの様子じゃ、また煎れ直しに行ったね…」
一階キッチン
真「蓮華一杯って多すぎじゃない?」
蓮華をとり試し取り
真「…多いわ…あとお茶菓子ないかしら?」
あたりを見回す
真「あら?」
みかんの籠から白くて丸い甘そうな物体を発見
真「…一個しかないわ…」
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