君は…誰?

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「宵風!!大丈夫か!?」 大きな声がして、目を覚ました。 僕の目の前に、金髪の男の人。 誰だろう? それに…《宵風》って誰? 僕が目を覚ましたことに気付いた、金髪の男の人が声をかけてきた。 「大丈夫か?お前、事故にあったんだぞ。」 事故? 僕が? 辺りを見渡すと、今いるのが病院だとわかった。 薬の匂いもする… この匂い… 嫌いだな…。 病院ってことは、事故にあったのは、事実。 でも、記憶が ない。 思い出せない。 「…ぃて!!宵風!!」 金髪の人が心配そうにみてくる。 返事をしなかったからだろうか? でも、僕は、宵風なんて知らない。 この人に聞いてみようかな?
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